なんとなくアニメが見たかったけど見たいアニメが思いつかなかったので今更
『秒速5センチメートル』を見た。
映画館で見ようかと考えてたくらいなのに今更見た。
アニメは何も考えなくて良いから好きだ。映像媒体が流行る理由はよく分かる。
アニメはすばらしい精神安定剤だ。
■感想
村上春樹が『ねじまき鳥クロニクル』を境としてデタッチメントからコミットメントへ移行した。
新海も『ほしのこえ』でデタッチメントを描き、『雲のむこう、約束の場所』においてコミットメントへの移行する兆しが見えていたのだが、『秒速5センチメートル』で再びデタッチメントに戻ってしまった。
正直なところ第2話まで見た段階で「ああ、結局『雲のむこう』からセカイ系を抜いただけだな」と思っていた。それで第3話を見てデタッチメントが描かれていて少し驚いた。2人が大人になって出会ってそれで終わりだと思っていた。
時速5キロメートルのロケットは誰の隠喩なんだろう、とずっと考えていたのだけれど明確な答えは出ない。主人公の隠喩と言ってしまえばまあそうなのかもしれないけど、主人公はあくまで傍観者で、ロケットを見つづけている側な気がする。なんだか『ほしのこえ』を彷彿させる。
主人公はあの電話での失敗から、そこで立ち止まりつづけている。彼の周りの人達は彼が障害となって進路を阻まれるが、彼はそれを助ける事もできないでいて、結局周りの人達は自力できっかけを見つけて進んでいくのだ。明里も、花苗も、3年間付き合った彼女も。彼はそれをただ見ているだけ。時速5キロメートルのロケットを見ているように。
タイトルの『秒速5センチメートル』が意味するところが分からない。桜の花びらが落ちるスピード。確かにきれいなタイトルだけど、それだけでつけたわけじゃあるまい。同時に第3話のタイトルと同名なんだからそれも大事だろう。最初隣り合っていた桜の花びらも落ちてしまえば全く違うところに居る、ってことかな。基本的なスピードは一緒でも風(環境)とかで落ち方が変わったり、いつまでも落ちない花びらもいる、ってことかな。まあいろんな解釈が可能だとは思います。
新海の魅力は映像的に言えばもちろん背景とか、カメラワークとか、人間の細かい動き(特に喋っている時)なんだろうけど、それよりも文学の影響が面白い。描写の仕方が村上春樹の影響を受けすぎな感じはあるけど、それでも明治〜昭和の作家の影響も結構ある。具体的に出すのはちょっと難しい。宮沢賢治なんかだろうか。
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全然関係無いけどFC2ブログはカテゴリ付けが1つしか出来なくて困る。はてなダイアリーにしようかな。今更だけど、このブログなんて知り合いしか見て無さそうだからあんまり気にすることない気がする。
テーマ:秒速5センチメートル - ジャンル:アニメ・コミック
- 2008/02/23(土) 14:21:35|
- 批評・感想
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バレンタインの戦況報告
・サークル部屋に置いてあったのを拝借(×2)
・バイト先で配ってた
・バイト先で中学生が「余ったからやるよ」(×2)
というわけで5個貰いました!
すげえ! これが社会ってもんか!
6年ぶりに貰ったのにいっきに記録更新です! すごい!
……('A`)
中学生がさあ、「返事返ってきたら教えてね!」とか「日曜日までには返事欲しい!」とか言ってるわけですよね。
ハハハ、こやつらめ
14日に描いてた絵
これは別に4コマ描こうと思ったわけじゃなくて、落書きしててなんとなく組み合わせてみただけです。
元絵
テーマ:自作イラスト - ジャンル:アニメ・コミック
- 2008/02/16(土) 19:40:29|
- 絵
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